CPIMの概要
CPIM(Certified in Production and Inventory Management)とは
サプライチェーンマネジメントに関するグローバル・スタンダードの知識体系を習得していることを認定する国際的な資格であり、2科目(※)で構成されていましたが、これが2023年2月からは、CPIM 8.0として1科目、1つの試験となりました。
(※)
- CPIM Part 1(旧制度のBasic of Supply Chain Management(BSCM)の範囲)
- CPIM Part 2(旧制度のMaster Planning of Resources(MPR)、Detailed Scheduling and Planning(DSP)、Execution and Control of Operations(ECO)、およびStrategic Management of Resources(SMR)の範囲)
CPIMは誰のための資格ですか?
CPIMは
- 需要予測、生産計画、在庫管理、S&OPに係わる方
- 複数部門間にわたる生産・在庫の統合的管理を行う方
- 海外との購買・調達マネジメントや統合化に携わる方
- 受発注システムやERPのシステム構築やその支援を行う方
のための国際資格です。
サプライチェーンマネジメントのために使用する用語や概念の定義をクライアントと共通化することで、双方の生産性が高まります。
企業にとってのメリット
- 多国間オペレーションや多国籍企業クライアントとのビジネス・コミュニケーション効率が向上し、顧客満足と生産性向上を実現します。
- CPIM・CSCPを採用条件にすることにより、サプライチェーン・マネジャーのレベル合わせができます。
- 社員にCPIM・CSCP習得を推奨・助成することで、サプライチェーン・マネージャーの養成と動機付けを促します。
個人にとってのメリット
- サプライチェーン・マネジメントの専門職として海外の関係先からの高い評価が得られます。
- グローバル・スタンダードの知識体系や専門用語を用いることで、海外の関係先とのコミュケーションが円滑になり、より創造性の高い業務に注力できます。
- CPIM・CSCPの資格を保有し、APICSのグローバル・コミュニティを活用することで、多国籍企業間オペレーションに携わる専門家とのネットワークを構築できます。